問題1
生命保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
保険業の免許には、損害保険業免許と生命保険業免許の2種類があるが、損害保険業と生命保険業の兼業は禁止されており、同一の事業者が両方の免許を受けることはできない。
(イ)
第三分野の保険(傷害疾病保険)は、損害保険業免許を取得した損害保険会社、生命保険業免許を取得した生命保険会社のいずれでも引き受けることができる。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題2
生命保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
生命保険は、保険金支払事由によって、「死亡保険」「生存保険」「生死混合保険」の3つの基本形に分類できる。
(イ)
生命保険における死亡保険の保険料は、予定死亡率を高く設定すれば安く算出され、低く設定すれば高く算出される。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題3
生命保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
危険選択とは、保険契約者間の公平性を確保するため、生命保険契約の締結にあたって、被保険者の年齢、職業、健康状態など、死亡率等に影響を与える要素を事前に把握することによって、契約引受けの可否や引き受ける場合の金額、条件、保険料などを決めることをいう。
(イ)
危険選択にあたっての3つの危険のうち、身体上の危険とは、生命保険を悪用し、生命や身体を故意に損傷させて保険金や給付金などを不当に取得しようとすることをいう。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題4
生命保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
生命保険における団体保険は、企業や官公庁、学校、協同組合などの団体を対象としており、原則として無診査で加入できることや、一般的に個人保険より保険料が低廉であることが特徴として挙げられる。
(イ)
生命保険は、保険契約引受けに際して行われる診査の有無によって、「有診査保険」と「無診査保険」に分類することができ、このうち「無診査保険」では、保険契約引受けに際して医師による診査および健康状態告知が省略される。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題5
生命保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
生命保険会社が取り扱う終身保険は、被保険者が死亡または高度障害状態となった場合の保障が終身にわたって継続する保険である。
(イ)
生命保険会社が取り扱う就業不能保険は、被保険者が病気やケガなどの理由で長期間の入院や療養が必要となり、就業不能となった場合に、医療保険や生命保険では賄いきれない月々の生活費、住宅ローン返済金、教育費などの支出に備えることができる保険である。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題6
生命保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
国内において生命保険業免許を持つすべての保険会社は、生命保険契約者保護機構への加入が義務付けられている。
(イ)
生命保険会社が経営破たんした場合、高予定利率契約を除く生命保険契約については、生命保険契約者保護機構によって、破たん時点の責任準備金等の90%までが補償される。
【選択】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。