問題11
介護保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
介護保険の被保険者は、市町村(特別区を含む)の住民のうち、原則として、65歳以上の者であるが、40歳以上65歳未満の者についても、第2号被保険者として任意に加入することができる。
(イ)
介護保険において、要介護認定または要支援認定の結果等に不服がある場合、被保険者は、各都道府県に設置されている介護保険審査会に審査請求を行うことができる。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題12
介護保険に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。
(ア)
介護保険の第2号被保険者に対する保険給付は、要介護者、要支援者ともに特定疾病によるものに限る。
(イ)
介護保険の給付が、健康保険、国民健康保険、後期高齢者医療制度等の医療保険の給付と重複する場合、重複部分については、原則として、医療保険の給付が優先する。
(ウ)
介護保険では、要介護者が居宅介護福祉用具購入費の支給を受ける場合、その費用は原則としてサービス事業者に直接支払われるため、現物給付と同様の取扱いとなる。
問題13
介護保険に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(ア)
介護保険の被保険者が保険給付を受けるには、介護サービス事業者に対して要介護認定または要支援認定を申請し、要介護者または要支援者に該当すること、およびその状態区分について認定を受けなければならない。
(イ)
介護保険における第1号被保険者に対する保険料の徴収方法には、特別徴収と普通徴収の2種類があり、そのうち普通徴収とは、公的年金からの特別徴収ができない者から、直接、市町村(特別区を含む)が保険料を徴収する方法のことをいう。
(ウ)
介護保険では、要介護者が介護保険施設に入所した場合で、市町村が必要と認めたとき、施設介護サービス費がその介護施設に直接支払われる。
問題14
介護保険に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(ア)
介護保険では、居宅で療養している要介護者または要支援者が、手すりの取付けや段差の解消等、小規模な住宅の改修を行った場合で、市町村が必要と認めたとき、その費用は常にサービス事業者に直接支払われる。
(イ)
介護保険では、施設介護サービス費の支給は要介護者に限られ、要支援者には支給されない。
(ウ)
介護保険では、要介護者および要支援者が、介護給付または予防給付を受けるためには、介護支援専門員(ケアマネージャー)などと相談のうえ、居宅介護サービス計画(ケアプラン)を作成しなければならない。
問題15
介護保険に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
介護保険における「要介護状態」とは、身体上または精神上の障害があるために、入浴、排せつ、食事等の日常生活における基本的な動作の全部または一部について、6か月間継続して常時介護を要すると見込まれる状態をいい、その介護の必要度(要介護状態区分)に応じて5段階に区分されている。
(イ)
介護保険の保険料は、第2号被保険者の場合、自身が加入している健康保険や国民健康保険などの医療保険の保険料と合わせて、加入している医療保険者に納付する。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
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