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【税務練習問題】第2編 第3章 満期返れい金、年金給付金等の税務処理

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問題28

積立型保険契約の税務処理に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。

(ア)

個人が契約する積立型保険契約では、満期返れい金、契約者配当金の受取人が保険契約者と同一の場合、保険契約者が受け取る満期返れい金、契約者配当金は、一時所得として扱われ、他の所得と合算して総合課税される。

(イ)

個人が契約する積立型保険契約では、満期返れい金、契約者配当金の受取人が保険契約者以外の者である場合、保険契約の満期時に、保険契約者から受取人へ贈与があったものとみなされ、受取人に贈与税が課税される。

【選択肢】

A.アおよびイともに正しい。

B.アは正しいが、イは誤っている。

C.アは誤っているが、イは正しい。

D.アおよびイともに誤っている。

▶ 答えを確認する

A

(ア)設問のとおり正しい。

(イ)設問のとおり正しい。

問題29

積立型保険契約の税務処理に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。

(ア)

従業員を被保険者とする個人事業主の積立型保険契約の保険期間満了時に、課税対象額の計算上、個人事業主が受け取る「満期返れい金+契約者配当金」から控除できる金額は、「保険期間中に支払った保険料の合計額」となる。

(イ)

積立型保険契約の保険期間満了時に、法人が満期返れい金および契約者配当金を受け取った場合、益金に算入されるそれらの額と、損金に算入される積立保険料部分の額の差額が課税の対象となる。

【選択肢】

A.アおよびイともに正しい。

B.アは正しいが、イは誤っている。

C.アは誤っているが、イは正しい。

D.アおよびイともに誤っている。

▶ 答えを確認する

C

(ア)従業員を被保険者とする個人事業主の積立型保険契約では、保険期間満了までに既にその他の部分の保険料を必要経費として処理しているため、保険期間満了時に個人事業主が受け取る「満期返れい金+契約者配当金」から控除できる金額は、「保険期間中に支払った保険料の合計額」ではなく、「積立保険料部分の合計額」となる。

(イ)設問のとおり正しい。

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