【法律練習問題】第4編 第1章 交通リスク

【法律】練習問題
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問題1

「交通リスクに関する主な法律」に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。

(ア)

道路交通法では、車両および路面電車の交通ルール、運転者等の義務、道路の使用、自動車および原動機付自転車の運転免許、講習、反則金制度のほか、歩行者の歩道等を通行する際のルールや自転車を走行する際のルールなどが定められている。

(イ)

自動車運転死傷行為処罰法では、アルコールまたは薬物の影響により正常な運転が困難な状態で自動車を走行させて人を死傷させた場合、過失運転致死傷罪に問われる。

(ウ)

自動車運転死傷行為処罰法では、自動車運転により人を死傷させた者が無免許であったときは刑が加重される。

▶ 答えを確認する

(ア)設問のとおり正しい。

(イ)設問の場合、過失運転致死傷罪ではなく、危険運転致死傷罪に問われる。

(ウ)設問のとおり正しい。

問題2

高齢者の交通リスクに関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。

(ア)

75歳以上の運転免許保有者は、道路交通法の規定により、認知機能が低下した際に起こしやすいとされる特定の違反行為を行った場合、臨時に認知機能検査を受けることが義務付けられている。

(イ)

夜間における高齢歩行者の死亡事故を防止する策の1つとして、歩行者用反射材の着用が挙げられるが、反射材用品は、高齢者だけでなく幅広い年齢層に利用してもらうことも大切である。

【選択肢】

A.アおよびイともに正しい。

B.アは正しいが、イは誤っている。

C.アは誤っているが、イは正しい。

D.アおよびイともに誤っている。

▶ 答えを確認する

A

(ア)設問のとおり正しい。

(イ)設問のとおり正しい。

問題3

自転車の交通リスクに関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。

(ア)

自転車は、道路交通法上の軽車両に該当し、歩道と車道の区別のある道路においては、車道を通行しなければならず、車道では、原則として、道路の中央から左側の部分を通行しなければならない。

(イ)

道路交通法では、12歳以上の自転車運転者が、信号無視、一時不停止、酒酔い運転などの危険行為で、3年以内に2回以上摘発された場合、自転車運転者講習の受講が義務付けられている。

【選択肢】

A.アおよびイともに正しい。

B.アは正しいが、イは誤っている。

C.アは誤っているが、イは正しい。

D.アおよびイともに誤っている。

▶ 答えを確認する

B

(ア)設問のとおり正しい。

(イ)14歳以上の自転車運転者が、自転車による危険行為で、3年以内に2回以上摘発された場合に、自転車運転者講習の受講が義務付けられている。

問題4

交通リスクに対する備えに関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。

(ア)

夜間の自動車運転時のハイビームの使用は、運転者間によるトラブルとなる危険性や歩行者や自転車利用者を幻惑させる危険性があるので、暗い道路を運転する場合でも、ロービームのまま運転することが望ましい。

(イ)

自動車を運転中に携帯電話等を使用した場合でも、交通の危険を生じさせなければ、道路交通法の処罰の対象となることはない。

【選択肢】

A.アおよびイともに正しい。

B.アは正しいが、イは誤っている。

C.アは誤っているが、イは正しい。

D.アおよびイともに誤っている。

▶ 答えを確認する

D

(ア)夜間は昼間に比べて視界が悪くなることから、前方の危険を早く発見するとともに、歩行者に自車の存在を早く知らせるため、ハイビームを積極的に活用して、事故を防止することが求められている。

(イ)たとえ交通の危険を生じさせなくても、携帯電話等を手に持って通話しながら運転した場合などは、処罰の対象となる。

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