問題1
家族関係に関する次の記述の正誤の組合せとして、正しいものを下記の選択肢の中から選びなさい。
(ア)
親族とは、民法上、6親等内の血族、配偶者および3親等内の姻族のことをいう。
(イ)
養子縁組(普通養子縁組)が成立すると、養子と養親の間に親子関係が生じるだけでなく、養子と養親の血族との間に、縁組の日から血族間と同一の親族関係が生じる。
【選択肢】
A.アおよびイともに正しい。
B.アは正しいが、イは誤っている。
C.アは誤っているが、イは正しい。
D.アおよびイともに誤っている。
問題2
家族関係に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(ア)
法定血族関係は、養子縁組によって発生し、死亡によってのみ終了する。
(イ)
夫婦間で締結した契約は、第三者の権利を害さない範囲であれば、婚姻中はいつでも夫婦の一方からこれを取り消すことができる。
(ウ)
内縁夫婦間に生まれた嫡出でない子に対して父も親権者となるには、父がその子を認知するとともに、母との協議または家庭裁判所の審判が必要となる。
問題3
家族関係に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(ア)
日常の家事により生じた債務について、夫婦は連帯して責任を負うことになり、夫婦の一方が契約の相手方である第三者に対して責任を負わない旨を予告した場合であっても、夫婦は連帯して責任を負わなければならない。
(イ)
夫婦の一方が死亡した場合、生存配偶者が姻族関係を終了させる意思表示をすることによって姻族関係は終了する。
(ウ)
内縁関係は、当事者の一方の死亡によって当然に終了するほか、当事者双方の合意または一方的な意思表示によっても自由に解消することができる。
問題4
家族関係に関する次の記述のうち、誤っているものを1つ選びなさい。
(ア)
父が子を認知した場合であっても、父母が婚姻しなければ、その子は嫡出でない子のままとなる。
(イ)
嫡出でない子に対して、その父が認知する場合には、その子が成年であっても、その子本人の承諾は必要としない。
(ウ)
再婚した夫婦の一方の配偶者の子(いわゆる連れ子)は、他方の配偶者と養子縁組をすることによって、初めて他方の配偶者と法定親子関係が生じる。
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