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【法律練習問題】第2編 第4章 損害賠償の解決方法

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問題35

損害賠償の解決方法に関する次の記述のうち、正しいものを1つ選びなさい。

(ア)

示談は、被害者と加害者が互いに歩み寄って、話合いで賠償額や支払方法を定め、円滑に解決を図る方法であるが、当事者間における口頭の意思表示だけでは有効とはならない。

(イ)

調停とは、原則として、相手方の居住する地区の簡易裁判所を利用して、当事者が互いに譲歩して解決する民事上の手続きをいう。

(ウ)

当事者間の話合いがつかない場合で訴訟(裁判)となったときは、和解で解決することはなく、必ず判決が下されることになる。

▶ 答えを確認する

(ア)示談は、互いの口頭の意思表示だけでも有効であるが、後日の紛争を避けるためには、示談書を取り交わす必要がある。

(イ)設問のとおり正しい。

(ウ)訴訟となっても必ずしも判決が下されるとは限らず、裁判官の勧告により和解で解決する場合もある。

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